家族と自分の老後

これからの自分の将来を考える上で、今の日本社会についても知っておかなくてはいけません。現在は元気で、病気をせずに働くことが出来るとついつい、将来、特に老後について考える機会を失うものです。昔の日本では三世代が同居するなどといった体制があったため、なんとなく老後の対処については学ぶことが出来たのですが、核家族化が進む中では難しい課題になっています。高齢化社会が進み、老人の独居世帯も増えてきているのが今の日本です。

介護を頼める状況とはどのようなことか、また手続きにはどのようなことが必要なのか、といったことを知っておかなくてはいけません。周りから入ってくる情報だけでは、十分な情報とはいえないのです。これからの高齢化社会では、いかに多くの情報を持っておくことが重要になってきます。自身が介護を受けるような状況になった時では遅いのです。

また、介護サービスを受けることが出来る条件なども、その時々で変わっていることが多いので、常に新しい情報を入手できるように注意することが必要なのです。
各自治体で介護サービスは異なりますが、職員が全てを把握しているとも限りません。これは状況の変化を職員も知らないケースがあるからです。ネットや新聞、テレビの情報だけでなく、直接お年寄りからリアルな情報を得た方がより確実で若いうちから対応も早く出来るのではないでしょうか。

若い時は老後のことを考えることが少ないものですが、若いうちにこ考えておくべきです。いずれは家族が介護サービスを受けることになるから、と介護関係の仕事を目指す人も多いのは、このような社会背景があるからではないかと思います。老後は決して他人事ではなく、自分や家族にも確実に訪れる、避けられないものと認識をしておきましょう。

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