高齢化によって浮上する医療費問題
高齢化問題で懸念されることの一つに、高齢者の医療費問題があります。2017年時点の調査では、75歳以上の人が1年間にかかる医療費は約90万円という結果が出ています。莫大な医療費がかかっている現状により、国税で補っている医療費は圧迫されています。
こうした状況を改善するために、75歳以上の一定の所得がある人の医療費自己負担分を1割から2割に引き上げるという話が出ています。これで多少は税金が浮くかもしれませんが、直接問題解決に繋げるにはまだ対策として足りないでしょう。
医療費の圧迫を止めるためには、しっかり個人が予防医療の意識を持つことが重要だと思います。国全体で健康な生活を送るための知識を積極的に発信し、医療にかからなくて良い人を増やす必要があるでしょう。